高津区美術公募展2022

高津区美術公募展を高津市民館11階特設会場(ロビー)にて10月21日~26日間で開催中です。
絵画、写真、工芸、書などを多数展示していますので是非、ご高覧頂きますようお願いいたします。
(写真をクリックすると画面が拡大します)
なお、作品(写真)の無断転用は固くお断りいたします。
どうしたの?
        里中 信
「どうしたの、みんな心配してたよ」いたわりの声がけが聞えてきますよね、
皆さん。
革の鞄 CompositionⅡ
   村上 和
「大人のランドセル型」をコンセプトにバックパックを製作。老若男女がファッショナブルに持てるバックパックは高級感があふれ注目を集めます。革はその風合いと肌触り、耐久性と実績からアメリカ シカゴのhooween社、chromexel leatherを選び、色は独特なワイン色のburgundyをチョイスした。ステッチは革色のburgundyが映えるビニモmbt116を使用した。バッグの最大の特徴であるカリグラフィを模したデザインは、バッグのデザインをさらに極立たせelegantな味わいとなっている。
チューリップ ガーデン
   小川 廣子
昭和記念公園のチューリップです。渓流広場の中に咲いているチューリップ、思わず写真をパチリ!!、絵にしました。
池に写されている可愛いチューリップをどのように描いたらいいか・・・、迷いましたが・・・
楽しくご覧頂けたら幸せです。
バードカービング作品  「チョウゲンボウ(長元坊)」
伊里 信彦
チョウゲンボウはハヤブサの仲間で、ハトくらいの大きさの鳥です。高津区でもまれに見られ、ビルなどに巣を作ることがあります。
空中で羽ばたきながら停止(ホバリング)し、獲物の小動物や昆虫を探し捕えます。この作品では、ホバリングしてシマリスを狙っているところを再現しました。バードカービングは木の材料を削り、絵の具で彩色します。この作品は胴体がジェルトン(南洋材)で翼と尾羽はホオ(朴)の木を使用しています。
遠富士と街のざわめき
    亀尾 裕子
街のざわめきに対して、遠くに見える真っ白な富士山は美しくて、清々しいです。
ララミディア
    鈴木 淑恵
昨年の夏、横浜の「恐竜科学博」を見に行って、「ララミディアのトリケラトプスホリドウス」の幼体がとても気に入って忘れられず、描きました。
縁起の良い木「ガジュマル」
     坂口 陽子
園芸好きの私は、主に熱帯植物を栽培するのが趣味です。今回の写真は「ガジュマル」で、別名「多福の木」とも呼ばれ縁起の良い木です。木の特徴は、葉には魅力が無く、気の根が下がり、太く大きくなった幹に焦点を絞った。亜熱帯から熱帯に分布するクワ科の常緑高木です。
花言葉は「健康」で、この木の生命力に由来しています。近年は花店で手ごろな値で鉢物が出回っているので、栽培してみるのも楽しくて良い。
からすうり
     山川 靖夫
ある日、犬の散歩のおり神社の草むらに鮮やかな朱色の「からすうり」を見つけた。
すっかり魅せられて、以来私の好きなモチーフになっている。今では裏庭に根を移植し、初冬に実の色ずくのを楽しみにしている。
収穫のよろこび
     小林 サチ
この作品は「雨を待ちながら」という外国の物語をモチーフとしました。
ある年、日照りが続いて村人たちは途方に暮れました。しかし、人々の願いが神様に伝わったのか、ついに恵みの雨が降り、無事収穫することが出来ました。
その時のよろこびを描いてみました。
濱田庄司(カリカチュア)
    黒沢 進士
川崎市にゆかりのある人物、陶芸家濱田庄司の似顔絵になります。
初秋
       境野 雅子
酷暑も過ぎ、朝夕かすかな涼風を感じる秋となり、天高く空に舞うコスモス。
入瑞巌(朱子)
       島﨑 鳳濤
青空も水もあざやかに澄みとおって、風もない時、白雲と紅葉の美しさを頭の中でイメージし、水墨画的に表現できたらと考えました。三行書として、各行の関連性、流れを強調する事に・・・
仏像彫刻 愛染明王坐像
   梶原 瑞康
ずっと彫ってみたいと思っていた愛染明王です。愛欲という最も強い煩悩を、昇華させてくださる仏様です。
奈良西大寺の像をモデルにして、六臂を一体で、木曽檜材の一本作り木地仕上げです。
愛染明王は、川崎大師にもいらっしゃいます。
野菜(アクリル画)
    濱田 千津子
今年も何枚か描いたのですが、出品する絵が中々選べず迷いました。
最終の10月に描き終えたばかりの作品です。永年習っていますが、気に入ったものが描けず悩んでおります。
レモン(刺繍)
     岡野 恭子
色の組み合わせや、水の表現が難しかったです。
カオス
       斎藤 政義
現在、国内外ともに混沌にあるように思います。
富士山(至鳩巣)
    壑頭 翆薫
相変わらず色紙作品です。
今回は楷書で書いてみました、そして大筆2号か3号で書いてみました。細筆より重みが出たでしょうか。
題は富士山で七言絶句で、作は至鳩巣です。
ベッキオ橋の夜景(フィレンッツエ)
    福田 力
10年前のイタリア旅行の思い出を、絵にしました。夜空をアルノ川水面の表現を試行錯誤で描きました。
「ガンバレ!」
     野上 悦男
段差を必死に登ろうとしている赤ちゃん。
見ている犬も心配顔。きっと心の中で「気を付けて!」、「ガンバレ!」と応援しているのだろう。
黄昏
       森田 隆
黄昏。黄金色に染まる景。終末期に入る。燃える。焚火。残り火の姿を見つめて。
ひまわり
      小林 サチ
一面のひまわり畑。朝日が、サット照らす風景をイメージして描きました。
一日でも早く、世界中に平和が訪れますように願っています。
「赤富士」~明日に向かって!!
   大門 亜希子
コロナ禍でやりたいことが出来ず、その環境で心も塞ぎ込みの状況を、少しでも心強く進めるように!!
というメッセージで描きました。
未来への羽ばたき
    今江 博美
京都六角堂の小さな池で、誕生した時から見てきました。カラスに狙われたりしながらも
大きく育ってくれた姿を撮影していたら、羽ばたきました。力強さに感動しました。
人形(水彩画)
     小見 道子
昨年と同じく、一番好きな人形のモチーフです。「下手の横好き」ながら「継続は力なり」で、続けています。
祈り(油彩)
      伊藤 とし子
ウクライナとロシアの戦い、不安な時代の兆候か、幸せと平和を祈る。多くの人が亡くなり戦争の恐ろしさを訴え、幸せと平和を祈る。(平和を祈る少女の油彩画です)
踊るポピーⅠ(フランス刺繍)
  東海林 敏子
春の暖い風をうけて、楽しそうに舞う、ひなげしポピー。魅せられてデッサンしました。
フランス刺繍糸の絵です。
踊るポピーⅡ(フランス刺繍)
    東海林 敏子
吉備津神社にあるポスト
    向井 由紀子
岡山の桃太郎で有名な吉備津神社にある昔ながらのポストです。古い神社に佇む古いポストが光を浴びて、とてもかわいい風景だと思いました。
少し地味な風景の中で、いかにポストの赤を際立たせればいいのか、というのがポイントだと思いました。
蘭の花
      林 和子
蘭の花は、それぞれに美しさを競っていますが、どの花がお好きですか?
霧の滝
      木村 道治
長野県の秋山郷の中にある滝ですが、観光客では見ることが出来ない。谷に入るには、重装備が必要とか、現地の説明です。
聖観音菩薩の図
   三谷 勝
最近神社仏閣を巡っていますが、観音様のお姿に惹かれ、自分なりの表現をしたいと思い描いてみました。ペンで描くため、時間がかかりました。
柳緑花紅
     柏木 兌仙
自然の美しさ、やわらかさを表しています。
Nietos(孫たち)
   千田 朋子
京都で暮らす孫たちとは、年に何回しか会えませんので、この絵は写真を見て描きました。子どもたちが、琵琶湖でキャンプした時の一場面です。
祈り(薬師如来像)
   女池 省三
三十代のころに、仏像巡り(スケッチ)をし、仏画(仏像)を描き、展覧会に出品したことがありました。
久々に描いてみようと絵筆を持ちました。
雪裏寒鷺図
     島﨑 燕酔
冬の寒さに耐えながら、何かを凝視した凛とした佇まいの様子、奥に消えゆく雪の省略墨の反応の面白さを出しつつ、鷺の毛の繊細な表現を出すのに苦労した。
無題
     齋藤 麗子
1988年オープン。楽しい音楽を聴いていることでしょう。またB29の爆音も幾度となく聞き、悲しいかな自ずと出征兵を見送った事でしょう。
煉瓦色は見る人の心を、古き良き時代の欧州の家並みを思わせる。中に「木レンガ」が使用されている部分があり、東京空襲で焼け「炭化」したため、一部黒くなって生々しい。
なんと絶妙な色と形の造形美を感じ取っていただけたら、うれしい限りです。
立山の思い出
     松本 登
立山の雪の大谷、黒部ダムの思い出を表現してみました。
「みくりが池」の月は、想像です。
思い出の渓流
     森 郁子
以前、訪れて感動した奥入瀬の景色を、写真を参考に水彩画で描きました。水流や木漏れ日を、リアルに描く難しさを感じました。
(水彩、ガッシュ)
四季折々に
     弓削 喜世
四季折々の絵に、俳句の賛をつけた俳画
俳画を葉書に描きました、俳画は省略画です。写生した植物・動物・人物等を筆数少なく、どのように表すかに苦心します。
筆数が少ないので、葉書などにたくさん描け年賀状、暑中見舞い、礼状などに便利です。
横浜公園(横浜スタジアム)
   金子 實
公園内には芝生広場、水の広場、遊具広場、日本庭園と友好と平和の灯篭また、「日本最古の公園の碑」が・・・
横浜は楽しく描くところに溢れた魅力的な街。四季折々描くたびに新たな喜びがある。
先日は、早朝のぷかりさん橋を描いた日の出前のブルーアワーは瑠璃色で、なんとも幻想的日の出とともに、朝日に輝き美しい。
南部坂(麻布)
    藤原 奈保子
江戸時代、奥州南部藩のお屋敷があったことから由来された南部坂。
緑豊かな有栖川公園に面しており、都会とは思えない涼風を感じる。今は昔、思いをはせスケッチした。
真髄湖水
     細貝 流石
張説詩のフレーズの一句を篆書を用いて書写しました。篆書は隷書、楷書、行書、草書などの漢字の一種で印章によく使われます。篆書は単純で、書き手の感情をひたすら抑えてゆくことで、逆に文字の格調と威厳さを保っていることが気に入りました。
篆書は他の書体が持っていない、文字の造形性に優れており、はまっています。
教学半(篆刻) 
     服部 増義
孔子の「書経」から「教学半」を彫ってみました、「きょうがくなかばす」と読みます。
「人に何か学問を教える、ということは一方的ではなく、半分は自分にとっても学ぶ」の意です。
昭和の風景Ⅰ
    上口 千恵子
ミニチュア作品は、私の趣味ではなく依頼されて作ったものです。数学史が趣味の私としては、何か縁があったのだと思われます。  
1952年生まれとして、昭和の時代が作りやすかったのです。
ただ、昭和には戻りたくありません。匂いや衛生状態から考えるとですが・・・。
しかし好きなことができ、情報がすぐ取り出せる今が一番良い!もしも、これらの作品を楽しんで頂けるのでしたら幸いです。
昭和の風景Ⅱ 昭和の風景Ⅲ
静かなる富士
     山中 靖子
83才から水彩画を始め、初めての出品です。素敵な富士にめぐりあい、先生に教わりながら描きました。

ピカドン
      石渡 弘信
染色技法友禅染で布に表現いたしました。世界で唯一の被爆国日本、戦後77年、今まだ後遺症や風評の下で悩む人がいる中、ロシアのウクライナ侵攻の中、確実に巨大化した核の使用が危ぶまれて居ります。
核の使用はピカットと光った瞬間に、全世界は終わってしまいます。
強い光を青で、災いを赤で、直線を多用して作品にインパクトを出しました。
動画です。
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