高津区美術公募展2021

高津区美術公募展を高津市民館11階ロビーにて10月8日~12日まで開催いたします。
絵画、写真、工芸、書などを多数展示していますので是非、ご高覧頂きますようお願いいたします。
(写真をクリックすると画面が拡大します)
なお、作品(写真)の無断転用は固くお断りいたします。
動画です。
クリックすると別画面で動画サイトにリンクします。
孔雀明王坐像
       梶原 瑞康

 孔雀がコブラなどの毒蛇を食べることから、無病息災の仏さまとして信仰されてきた孔雀明王坐像です。
高野山金剛峰寺の快慶作をモデルにしてコロナ感染終息を祈念して製作しました。
坐像本体は木曽ヒノキの一木作り、台座の孔雀は寄木作りで木地仕上げです。資料が少ない中、孔雀の台座作りに苦心しました。
福島県の会津地方に残る
回文歌    佐藤 仲信
「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」
長き夜の遠の眠りのみな目覚め波乗り船の音のよきかな 《回文歌 時代、詠み人不詳》 
 毎年、正月二日の初夢に、この回文歌を詠んで寝ると「初夢」を見ると信じられ、今日もなお、福島県会津地方(昭和村)に伝えられている。

江南春   壑頭 翆薫

千里鶯啼緑映紅 水村山郭酒旗風 
南朝四百八十寺 多少楼台煙雨中
大正の地下鉄の駅
     小川 廣子
 昔の駅はどのような駅かな?といつも心の中にありました。
新聞を開くと、昔の駅に目がつき、描けるかな?と思いつつパステルをとり描き始めました。
 人々の姿表情には工夫し、全体の駅をデッサンするのに何度も消しデッサンしました。
コロナの中ですが、この絵を楽しんで見て頂ければと思います。
ヤマセミの夫婦
     伊里 信彦
 日本にいるカワセミの中では一番大きな鳥です。長野県にいた時、北アルプスの渓谷で何度も見たことがあり、思い出して作りました。  
 流木に止まって、下のイワナを狙っているところです。
頭に特徴的な冠羽があり、この作品では杉の薄板を一枚ずつ彩色して差し込んで作りました。全身が白黒の模様ですが、オスは胸に薄い褐色が入っています。
全体はジェントルマンという木材を彫刻し、アクリル絵の具で彩色しています。
セミの実る花
        野上 悦男
 公園の花壇に群れ咲く、可憐な花々、ハテ実が?・・・と思って近寄ってよく見ると、なんとセミのヌケガラ。
今まで何度も通っている道なのに、初めて見るフシギな光景。
セミにも都合があったのだろうが、これからも続いてほしい、片隅の小さな光景。
競演    茂木 治代

 港北のIKEA(イケア)近くの、江川せせらぎ緑道。岸の桜と川面に映った桜が、競い合っているようでとてもきれいでした。
光の饗宴  今江 博美

 神秘的な天上の月と金星、そして地上の街の明かり、光の世界を雲間に見られた感動そのまま撮影しました。
ひかりは一見、きらめいては華やかに見えますが、見つめていると心を無にしてくれると思います。
実りの収穫
(アクリル画)
      濱田 千津子
 コロナ禍の中、絵を描く機会が増えました。我が家の家庭菜園で10種類くらいの野菜を作っています。キュウリ、ナス、玉ねぎ、西瓜、百合も畑で取れました。
 今年はとても良く出来、絵を描き終わった後に西瓜も甘く美味しく食べました。
学ぶ少女 
    小林 サチ

 世界中の人々を苦しめるコロナの災いが去り、子どもたちの笑顔が見られる日常が、早く戻ることを願っております。
野うさぎ
(色鉛筆&パステル)
       遠藤 和人
 一昨年、初孫が生まれたので、孫が喜びそうな動物として兎を描きました。昔、幼少期に田舎で飼育中に逃げた兎を思い出しながら、毛並みと細いひげに苦労しました。
少年    斎藤 政義

 少年の写真を元に、油彩で描きました。
溌溂(はつらつ)さが魅力的なお子さんでした。
人形    小見 道子

一番好きなモチーフです。
翔   鈴木 淑恵

翔び立つ瞬間の、光りを表現したかった。
淡如雲  柏木 兌仙

 長いこと書道をやっていますが、作品はありません。
一度、作品を出品したいと思いました。作品は自然のやさしさ、穏やかさを表してみました
ダイビング
    斉藤 スエ子
 ウッドバーニングを始めて10年になります。今までは動物や鳥を
描いていたのですが、初めてダイビング(海の中)を描きました。
サンゴショウの美しさを描くのに大変苦労しました。
懐かしの小樽運河
      松本 登
以前訪れた小樽運河が懐かしくて、パネルにしてみました。
秋山疊翠   高 福来

雲日林青鎖疊恋、景蓼趣永耐尋看、大家李杜斯郊島、少見欣也痩且寒、潤弥福来臨写於真鶴半島
ハイビスカス
      林 和子
 夏の陽に、これ見よがしに咲き誇る大輪のハイビスカス!
まるで女王ですが、たった一日で萎んでしまいます。
その華やかな一瞬を切り取りました。
奥入瀬渓谷
      木村 道治
滝を中心に、周囲をぼかして水の流れを強調しました。
花瓶に牡丹
     田中 嘉壽子
 とてもきれいな花でしたが、造花なので生花とは違った感じに
なりました。少しでも生花に見えるように一生懸命描きました。
つなぐ  鈴木 孝

東京オリンピック男子400mリレーの一場面です。
風とポピー(ひなげし)
      東海林 敏子
<公園散歩 砧ポピー畑>
 さわやかな風、楽しそうに踊っているポピー。その風景に魅せられ心躍らされて、色糸で描きたくなってスケッチしました。
フランス刺繍の数ある基礎を用いて刺方糸の絵です。私は、風を感じてくださればうれしいです...。
来年こそは・・・
      伊藤 とし子
 2年、アマビエのおまじない続き。
コロナ終息に向けて、来年はトラさん守ってほしい年廻り(魔除け)、願いを込めて描きました。
水彩画2021
    ライアン杏莉

 趣味で水彩画の教室に通っている中、公募展のことを知り
出品することにしました。
夢幻~滝
      女池 省三

 今まで、私なりに何ヶ所かの滝を仰ぐようにして観てきましたが
滝に対する神秘的な想いからタイトルを「夢幻~滝」としました。
馬車道でのライブ
        金子 實
 馬車道は(旧)正金銀行のように横浜開港時代を思い起こさせる建物が数多く楽しい道である。
その一角で、若者たちが「路上ライブ」の準備中、不安と期待で心弾み躍動する姿を画面に描ければ...。
あけぼらけの
ポッカリ波止場
     藤原 奈保子
 初冬のポッカリ波止場の美しさは、朝焼けの方が夕暮れのポッカリ波止場より遙かに美しい...。
昨夜のスケッチ2枚、描き続けてホテルに戻る。早朝4時、ホテルを出て色づける。
さて、今日は海の色に「ブルークリアナンス」を流し込む。


フラワーデザイン
(革の花)
     長谷川 紫穂
 川崎市、中国瀋陽市の交友提携40周年を記念し、中国の花「牡丹」と瀋陽の花「ハマナス」を革花として創作しました。
牡丹は健康長寿を願い、ハマナスは皇后陛下雅子様のおしるしとして愛されています。革は永遠の魅惑の花の素材で、人類と共に歴史を歩んできました。革はかけがえのない最高の素材と思います。コロナ禍のなか、一日も早い終息を祈り、川崎市と瀋陽市の永久平和を願い、縁起の良い作品として楽しんでいただけたら幸いです。
フラワーデザイン
(ちりめんの花)
       澤井 寿美
 ちりめん布を使い、季節の花秋桜を中心に創作しました。
木目込人形作家として、女の子と子犬を遊ばせました。優しい心の風景を感じて頂けたら幸せに思います。
国木田独歩 生誕150年
      黒沢 進士
 高津にゆかりある国木田独歩の生誕150年を記念に似顔絵を描いてみました。

金魚鉢とひまわり
      森田 隆
 夏のモチーフとして、金魚鉢とひまわりを組んで描いてみました。
ノーモア
 ヒロシマ・ナガサキ
      石渡 弘信
 広島・長崎への原爆投下により、一般人を含む何十万人もの人々が一瞬のうちに死を招く事となりました。核兵器は現在でもその威力は1500倍もの物が作られ、その数も全人類を何度も消滅させる迄になった。
 核兵器禁止条約発効の初年度を迎え、人類はその叡智と知見により、核なき世界を実現させる第一歩を歩まねばなりません。
愛 馬    境野 雅子

雪の中に佇む馬と私